解体する建物の種類(構造)と費用
木造
木造建築は柱、梁、筋交いを使って組み立てられた構造をしています。
鉄と比較しても容易な加工で、設計の自由度も高いですが、柱と梁の本数が多くなるという構造上の特徴があります。
解体工事については木造は比較的容易だといわれていますので、他の構造物に比べると費用も安くなりやすい傾向があると考えられています。
鉄骨造
鉄骨造には軽量鉄骨造と重量鉄骨造があります。軽量鉄骨造は3階建て以下の住宅や倉庫などで用いられることが多く、重量鉄骨造は鋼材が厚いため軽量鉄骨造より強度が高く、3階建て以上の住宅やマンション、工場などの大きな建物に用いられることが多いです。
鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造とは、柱や梁などがコンクリートと鉄筋で構成された建物のことです。鉄筋で型枠を組み、その中にコンクリートを流し込み固めた構造を指します。頑丈なので、一般的に10階程度の中規模マンションなどに用いられることが多いです。
鉄骨造に比べると耐震性や耐久性、防音性などが高い構造で床にもコンクリートが使われています。建物自体の重さも重く解体工事費は高めになるという特徴もあります。
内装解体
内装解体は収納、トイレ、お風呂場、襖、障子、台所など建物の内部の解体になります。
解体工事で家屋などの建物に据え付けてあるこれらの部分を取り外します。解体工事は木や石材、石膏ボードなどを分別する必要もあります。
まとめ
解体工事は様々な要因によって金額が変わります。建物の構造が違えば、使用する重機や作業の手順も変わるので、解体の費用も変わってくるのです。