解体工事施工技士とは
解体工事施工技士とは
解体工事施工技士とは、国土交通省管轄の国家資格です。解体工事の工法や、事前調査・見積りなどの実務について、建築資材や解体工事で使う機材、また建設リサイクル法による資材の回収方法や廃棄物の処理法についてなど、解体工事の施工・管理に必要な知識をしっかり持っていることを証明することができます。
解体工事施工技士になるには実務経験が必要で、解体工事の現場で仕事をしていなければなりません。指定されている学科を卒業している人と、そうでない人では若干実務経験年数が変わってきますが、短くても1年半、長い人は8年の実務経験を積まなければなりません。
この実務経験をクリアして、ようやく資格試験に挑戦することが出来ます。年1回行われている解体工事施工技士試験に合格できれば、「解体工事施工技士登録者名簿」に登録され、資格者証を受け取ることができ、有効期間は5年間、更新のときには講習を受ける必要があります。