見積書の比較項目のポイント
解体工事の現地見積もりを複数の業者に依頼し、費用を比較する時、どの項目を見て、どの部分を比較したらいいのかわからない場合が多いのではないでしょうか。
そこで、今回は解体工事見積もり後の費用比較のポイントについて具体的にご紹介いたします。
細かな見積もり項目があるかどうか
現地調査した上で項目も細かく記載された見積書を書面で出しているのかという点がまず挙げられます。
概算や口頭だけの見積もりの場合、トラブルになったりした時、『言った、言ってない』ということが問題になったりします。
こういったことを防ぐためにも、細かく必要な費用の項目を分けて見積もりを書面で出してもらえる業者を選ぶことがポイントといえます。
処分費用が安すぎないか
廃棄物の処分費用については、各自治体によって規定料金が決められているため、業者によって大きな違いはないはずです。
この部分があまりに安い場合は、不法投棄を行っている業者かもしれませんので確認してみるようにしましょう。
不法投棄の罰則は、発注者にも及びますので、十分注意する必要があります。
まとめ
解体工事を進めていると、地中に何かしらの埋設物があり、処分しなければならない場合もあります。このようなケースは、見積もり時には予想できなかった不測の事態になりますので、事前の見積書に料金を具体的に記載することはできません。
そのため、地中埋設物などが発見された場合に別途費用が発生する旨の記載や説明を事前にしてくれる解体業者は信頼できるといえます。こういったポイントに留意して見積もり比較をすれば失敗しない解体業者選びが出来ます。